2021/12/14 12:24

お久しぶりでございます。

もともと日記などを続けることが苦手な、デザイン製作者の夜積です。
どうもお久しぶりです。

気付けば前の記事は3年も前に書いたものでした…(戦慄)
この度受注生産という形で発表した新作、「日蝕」をアップしてから
なぜかショップをお気に入りにしてくださる方が急増しまして
せっかくなら楽しんでいただけたらと思ってBlogを再開してみることにしました。

今後は新作がでたら、デザイン制作話とか需要がなくても書いてみようと思います。

如何せん、文章がド下手です。
どうぞよろしくお願い致します。

2021年最後の作品
【日蝕】


  

テーマは作品名の通り「日蝕」です。
作品ページにも書いたんですが、実はこの日蝕、
始まった瞬間ではなくて、日蝕が終わり太陽が再び覗いた景色を描いています。

これが原画です。
※画質落としています。



これが黒地に白インクで印刷されるため、日蝕に見えるように表現されます。
楽しいですね!

achtoxicaでは、今年の8月より2ヶ月に1回新作を発表する、というのを決めて運営しています。
裏話的な話をすると、新作のためにデザインを毎回考えているのではないのです。
こういうデザインの服欲しいなとか、こういう絵を描きたいっていう気持ちを優先して
その時出来上がった作品を服にすることがほとんどです。今回も、実は別のデザインが用意されていました。
(それもまた近々発表できたらと思っています。)
ただ今回、印刷間近になって「なんか今回はこれじゃない気がする。」という感覚になったため
そのデザインは保留に。

この2年、世界的にコロナの流行によって気が滅入る日々が続きましたね。
正直、私自身はもとより超絶インドア引きこもりなので、家に籠るのなんて慣れっこでした。
未知なものはこわいのは当たり前なので、楽観視はしていなかったものの、最初は苦痛もありませんでした。
自分の意思で引きこもるのと、外的要因で引きこもらざるを得ないのとはこんなにも違うものなんですね。
こんな超絶インドア派の私も、特にこの1年は限界を感じるレベルで気分も鬱々とし、体調を崩したりなんかもありました。

この10月ぐらいを境目に、新規感染者数が落ち着いたり緊急事態宣言が解除されたり
少し以前の生活が垣間見えるようになりました。
まだまだ予断は許されないのは理解していても、みなさんも気分が少し晴れたりしたんじゃないでしょうか?

これからもまだ油断はできませんが、そういった光が一筋見えた気持ち、
光が再び降り注ぐのを望んで、世界が一丸となる姿、そういうものを
日本神話の「天岩戸伝説」に重ねて表現しようと思ったのが、今回の新作です。

そうです。今回は今回出す新作のために作った珍しい作品です。
フロントのロゴデザインも、「蝕」という感じがブレて滲んで消えようとしているイメージをデザインしました。

achtoxicaは仄暗いデザインが多くて、仕事には着ていけない(笑)なんて言われることもあるのですが
その裏に結構な思いや物語が潜んでいたりします。
それをぜひ楽しんでもらえたら幸い。

今回はここまで。
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